歩けない足底筋膜炎を自分で治すためのお灸治療7つのツボ!

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朝起きて、ベッドから起きて床に足を付けた瞬間、足裏に走る激痛――。

夜中にトイレに行こうとも激痛でいけない――。

歩いていると足裏が痛く痛くてたまらない――。

 

つらい足底筋膜炎を発症している人はこんな状態です。なんとか治したいと思いますよね。

重症化すると骨棘(こつきょく)といってかかとの骨にトゲができてしまい、それがまた激痛の引き金に・・。

これはどうしようもないものなのか。手術しかないものか。一生このままなのか。

そんな思いで日々憂鬱になられていることでしょう。

 

しかし、諦めないでください。

 

そんなことはありません。正しく治療すれば、時間はかかりますが治ります。治療を行う上で大切なのは全身を診るということ。足裏ばかり治療していてもなかなか治らないのですが、身体のこの部分を治していくとしっかり身体は治り始めてくれます。

 

今回は、慢性的で重症な足底筋膜炎への治療ポイントについてお話します。

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足底筋膜炎とは?どうすれば治るの?

足底筋膜炎とは、足裏の足底筋膜という足のアーチを形成する膜がかかとの付着部分で炎症を起こし、痛みを引き起こすものです。40代から50代に多く発症しますが、スポーツ選手や部活動を頑張る運動部の子どもたちにでも発症するものです。

対策としては、なるべく足をつかないようにしたり、靴に中敷き(インソール)を入れたり、テーピングをしたり、ストレッチをしたりといろいろ方法はありますが、対症療法になることが多く、軽症であればそれでも改善しますが、重症の人となるとそれだけではなかなか改善しないものです。

 

足底筋膜炎を治す上で大切なことは以下の4点

  1. 身体全体の免疫力を高める。
  2. 骨盤周りの血流を改善する。
  3. 下半身全体の血流を上げる。
  4. 足底筋膜付着部への負担を減らし炎症を抑える。

大切なのは1~3のステップです。この3つが整わないままステップ4が良くなることはありません。

ではこれらをどう行うか詳しく解説していこうと思います。

 

ステップ1:身体全体の免疫力を高める。

まずはこれです。足底筋膜炎を起こしてしまうそもそもの原因は、疲労と回復のバランスが崩れてしまったから。

  • 加齢により回復力が低下し、使用量に追いつけなくなって痛みが出た。
  • オーバーワークにより足に負担が掛かりすぎ回復が追い付かなくなって痛みが出た。

などです。ですので、まずはじめに行うべきことは回復力を高める=免疫力を高めるということです。

実際に免疫力を高めるにはどうすればいいのかご紹介します。

質の良い睡眠を取る

睡眠不足になっていませんか?ぐっすり寝ましょう。良い睡眠は身体の疲労を取り除き、傷んだ組織を修復します。寝不足は万病のもとです。

  • 寝る前にスマホやゲームをするのはやめましょう。
  • 寝る直前に考え事をするのをやめましょう。
  • 眠くなってから布団に入りましょう。
  • しっかり身体を温めて寝ましょう。

体温を上げる

あなたは平熱が何度か把握していますか?何度かわからない方は体温計で測ってみてください。36.5℃以上ありますか?36℃以下の低体温の人は要注意。それだけであなたの身体は治りにくい身体になっています。

体温が上がると血流が良くなり代謝が良くなります。代謝が上がると白血球の働きもあがるため、ウイルスや細菌などを殺し、老廃物の除去など新陳代謝能力も上がります。

体温が1℃上がると免疫力が30%増加すると言われています。逆を言えば低体温で35℃台の人は36℃台の人より30%も回復能力が低いということ。回復力が低くては治るものも治りません。

対策としてはお風呂にしっかり浸かりましょう。血液は1分で身体を一周すると言われていますから、10分ほど浸かれば十分でしょう。お風呂上りにすぐ体温を測ってみてください。おそらく普段より1℃くらいは上がっているはずです。その時点で、もうすでに回復力は30%増加しています。

ストレスを溜めない

ストレスがかかり続けると、自律神経のバランスも崩れてきます。自律神経のバランスが崩れると身体のバランスがおかしくなり、その結果免疫力が下がります。人間関係や仕事でのイライラ、季節の変わり目などは自律神経のバランスを失調させやすいので注意が必要です。

免疫力を高めるツボ

免疫力を高めるにはお灸も有効です。そこで市販のお灸を買ってきてここに毎日お灸をしましょう。

  • 曲池(きょくち)――肘を曲げて出来るくぼみのところにあるツボ。扁桃腺を強化するツボ。
  • 大椎(だいつい)――下を向いたときに首の後ろに出っ張る骨のところにあるツボ。全身の免疫力を高めるツボ。

 

毎日寝る前に熱さを感じるまでお灸をしましょう。お灸は火を使うタイプのものが多いため、火の取り扱いには十分に気を付けて。気持ち良くなってついウトウトしてしまった時に灰がこぼれてボヤ騒ぎなんてことにならないように。

ステップ2:骨盤周りの血流を改善する。

全身の免疫力が高まったら次は骨盤周りの血流をスムーズにしていきます。具体的には腰の筋肉の硬さ、骨盤周囲の筋肉、仙腸関節の硬さを診ていきます。骨盤周りの筋肉が固まり血流が悪くなると足部への血流が悪くなるため、ますます足底筋膜への栄養供給量が低下していき、治癒が遅くなり炎症も引きにくくなります。

足ばかりを治療していてもまったく良くならない人は骨盤内の血流が悪化している可能性が高いため、ココをしっかり治療していく必要があります。

骨盤周りを緩めるツボ

  • 京門(けいもん)――第12肋骨の先端にあるツボ。仙腸関節の硬さを取り除いてくれます。
  • 帯脈(たいみゃく)――お腹の真横にあるツボ。くびれの位置の一番硬くて痛いところに取ります。お尻まわりの緊張を取り除いてくれます。
  • 大腸兪(だいちょうゆ)――腰の一番下にある背骨のすぐ際にあるツボ。腰を緩め、免疫力をも高めてくれます。

 

ここへもお灸を。大腸兪と京門は背中側のツボになるので自分では難しいでしょう。家族の人に置いてもらってください。

 

ステップ3:下半身全体の血流を上げる。

 

次は下半身全体の血流を上げます。具体的にはふくらはぎの緊張をしっかりとるという事です。

足底筋膜炎の人はこの筋肉が硬くなっている傾向が強いため、ここをしっかりと緩めておくことが重要です。ふくらはぎと足底筋膜はかかとを介して筋膜で繋がっているため、ふくらはぎを緩めることは直接足底筋膜を緩めることにも繋がるため、非常に有効なステップとなります。

ふくらはぎを緩めるエクササイズ

  1. 上向きになって横になります。
  2. その状態でつま先を上下にゆっくり動かします。
  3. 1分間上下に動かします。

つま先を上下に動かすだけでふくらはぎの筋肉のポンプ作用で足全体の血流がアップします。もちろん、かかとが痛ければ痛まない範囲でOKですし30秒でもOKです。いきなり激しく動かすと後々痛みが出てくることが多いので、はじめはゆっくり動かしていきましょう。

ふくらはぎを緩めるツボ

  • 承山(しょうざん)――ふくらはぎとアキレス腱のつなぎ目にあるツボ。押して痛いところに取ります。

 

 

ステップ4:足底筋膜付着部への負担を減らし炎症を抑える。

 

ここまで出来て、いよいよ足底筋膜付着部への負担を減らし炎症を抑える治療を行っていきます。上記の3つのステップにより身体全体の循環が改善してきていれば、それだけでも足底筋膜エリアの硬さは改善されてきているはずです。

その治りやすい状態を作っておいてから足底部へのアプローチをしていきます。

足底筋膜を緩めるツボ

  • 湧泉(ゆうせん)――足の指をグッと下に曲げた時に出来るくぼみの真ん中に取ります。コリや硬さを感じるところに取ります。

ここを刺激すると足底筋膜が緩んでくれます。ここも熱さを感じるまでお灸をしましょう。

 

 

頑固でなかなか治らない足底筋膜炎には治らない原因があります。痛みの出ている部分ばかりにとらわれず、身体全体を見て改善に取り組んでいきましょう。

 

長年続く、頑固で痛い足底筋膜炎は1回や2回お灸した程度では治りません。

とくに免疫力を上げたり骨盤周りの血流を高めていこうと思うと時間を要します。

ですが、あなたの身体は治りたがっています。それをあなた自身で手助けしてあげてください。

 

まとめ

最後にまとめます。

  • 足底筋膜炎の人は全身の免疫力が低下していて、骨盤、下半身の血流が特に悪い。
  • 治療のポイントはかかと周囲ばかりではなく、身体全体(特に下半身)の血流を改善させていくことが重要。
  • セルフケアにはお灸が有効。
  • お灸をする順番は曲池(きょくち)→大椎(だいつい)→京門(けいもん)→帯脈(たいみゃく)→大腸兪(だいちょうゆ)→承山(しょうざん)→湧泉(ゆうせん)
  • お灸は熱さを感じたら次へ。感じない場合は感じるまで行う。
  • お灸は毎日続けることが大切。

 

いかがだったでしょうか。お灸を使ったセルフケアでも足底筋膜炎は改善してくれます。これに足指のストレッチやオーバーワークを避けるなどの対策をプラスしていけば、あなたの足底筋膜炎の痛みからの卒業する日も近くなってくるでしょう。

あなたの慢性的で頑固な足底筋膜炎に、良ければ一度試してみてください。

 

あなたの身体は大切な資本です。

元気で健康的な生活を送りましょう!

 

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