慢性化した腰痛を1秒でも早く治すために行うたった2つの事。

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もうかれこれ何年も腰痛に悩まされている・・。

病院に行ってもダメだった。マッサージしてもダメだった。

ストレッチもダメ。体操もダメ。

 

毎朝ベッドから起きた時のあの腰の痛み、顔を洗うときの恐る恐るの中腰。

クシャミが怖い、物を持ちあげるのが怖い。ずっと座ってるのがつらい。

 

もう、この腰痛を治すことは出来ないのだろうか。あー今日もまた腰が痛い・・。

 

――慢性腰痛に悩む人、その数、実に1000万人~3000万人。4~10人に1人が腰痛で苦しんでいる。

それはなぜなのでしょうか?なにか良い対策は無いのでしょうか?

 

腰痛の85%は原因不明・・。一体、この頑固でつらい腰痛は、我慢するしかないのでしょうか?

実はこの、慢性化した腰痛。あるものが関連していることが多いのです。

 

その名も”筋膜”

この筋膜の存在が慢性的で頑固な腰痛を引き起こす原因になっていることが多いのです。

今回は、なぜこの筋膜が腰痛と関係するのか、そして腰痛を引き起こしやすい部分をご紹介してその改善方法までお伝えしようと思います。

 

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慢性腰痛ってどんなもの?

そもそも、慢性腰痛とはどんなものなのでしょうか?定義としては『3か月以上続く腰痛』とされています。

ギックリ腰などは急性腰痛と言われ1週間ほどで治るものとされていますが、それでも治らず3か月以上痛みが続くものが慢性腰痛と言われます。

ギックリ腰から慢性腰痛に移行する場合もありますが、なんとなく痛みが出だしてそのまま慢性腰痛に移行していく場合も多く見られます。

慢性腰痛の症状としては

  • 鈍い痛みがずっと続く
  • 原因がはっきりしていない
  • 寝起きがつらい
  • 中腰がつらい
  • 温めるとラク

などがあります。この鈍い痛みがずっと続いたり、朝一番がつらいという症状は非常に多く、腰痛持ちの人を悩ませる症状です。

 

この痛みの正体は何でしょうか?骨でしょうか?関節でしょうか?筋肉でしょうか?

実はこの腰痛には筋膜(きんまく)というものが大きく関係しているのです。

 

筋膜(きんまく)ってなに?

出典:http://myofascial-therapy.com

 

筋膜(きんまく)って何?スジか何か?あまり聞き覚えの無いものですが、実は最近注目を集めているものになります。

筋膜とは、身体全体を覆うネット状の膜で、筋肉を包んでいたり内臓を包んでいたりします。そしてその筋膜同士が連結しあい全身をくまなく覆っています。

この筋膜が全身を覆うことで全身の複雑な運動や動作がスムーズに行えるようになっていますし、この筋膜が無いと人間はちゃんと動けなくなってしまいます。

しかし、その筋膜にも欠点があり、全身を覆っているためにどこか1か所でも滑走性が悪くなると、全身に影響が出るというところなのです。

例を言うなら手編みのセーターの端を引っ張るとセーター全体が引っ張られてパツパツになってしまうといったところでしょうか。

 

そしてこの筋膜と腰痛というのが、非常に深い関係にあるのです。

 

筋膜と慢性腰痛との関係は?

出典:http://www.anatomytrains.jp/

この筋膜という膜の出発点となり終着点となる土台となる部分があります。

それは”骨盤”です。

骨盤というものは内臓や身体を支える骨であり、全身を覆う筋膜ラインの土台でもある非常に重要な骨なのです。

そして骨盤の上にはすぐ腰があり、この骨盤の動きの悪さが腰の悪さにつながり頑固で慢性的な腰痛を引き起こす原因となることが多いのです。

そしてその骨盤の動きを悪くする原因が筋膜の硬さや捻じれなのです。

では筋膜の硬さはどこから来るのでしょうか。

 

その答えはあなたのライフスタイルにあります。

普段あなたはどういった仕事をされていますか?

もしくは過去に体験した事故やケガはありませんか?

そういったあなたを構成している要素がすべて今のあなたの身体に現れているのです。

 

  • あなたが仕事で中腰が多いならお尻まわりの筋膜や太ももの裏の筋膜が硬くなってしまって腰の動きを悪くしている可能性があります。
  • あなたが昔にアキレス腱を切ったことがあるならアキレス腱の硬さが腰の筋膜を硬くさせ、腰痛を引き起こしている可能性があります。
  • あなたが昔、事故で首を痛めてしまっていたのならその首まわりの筋膜が硬くなり、その繋がりで腰の動きが悪くなり痛みが出ている可能性もあります。

 

例をあげればキリがないですが、要はどこかを痛めたり悪くしたりすると筋膜というのは全身に影響を及ぼすことが多く、腰を揉んでも治らない腰痛というのは、このような他の場所に硬くなっている原因があることが多いのです。

そのため、これらの頑固な腰痛を治すためのステップとしてはあなたの過去と現在を思い出す必要があります。

  • 事故、ケガ、傷跡、手術跡など過去に起きたことがありませんか?
  • 普段の動作でいつも動かしているところはありませんか?
  • 普段から腰だけでなく凝っているところや痛いところはありませんか?

これらをしっかりと思い出してみてください。明確にある人は思い出しやすいですが、日々の繰り返しの中での不調はなかなか思い出しにくいものです。思い出したとしてもそれがまさか腰の痛みと関係無いだろうと思ってしまったりすることが多いこともあるでしょう。

ですが、筋膜の特性上、一か所の硬さが全身の硬さに繋がるので、一見なにも関係の無いところでも腰に影響を与えているということは非常に多いのです。

 

どうすれば慢性化した腰痛を治せるの?

では、どうすれば慢性化した腰痛を治せるのでしょうか?それは腰を揉むのではありません。

先ほどお伝えした通り、本当に硬くなっている筋膜を正常な状態に戻してあげるのです。

そうすれば、筋膜による不要なテンションがかからなくなり、腰まわりの筋膜もスムーズに動くようになるため、腰及び骨盤の動きも正常になり、腰の負担が減り痛みが減っていく。ということになるのです。

腰の筋肉を硬くしている原因が他にあり、そこをほぐしていかない限り腰の筋肉は柔らかくならない。ということです。

 

自分で行うセルフメンテナンスは?

本当は筋膜の知識を正しく持ったプロに任せるのが一番です。そのプロでもあなたの頑固で慢性的な腰痛を治すのには時間と根気がいるでしょう。

しかし、あなたが自分でなんとかしたいというのであればセルフメンテナンスをお伝えします。

ためしてガッテンでも紹介されたこのポーズ。これが腰痛によく効きます。

特に荷物を持つ作業が多い方やお尻や太ももがよく張るという方にオススメです。

 

 

出典:http://www.anatomytrains.jp/

このポーズは上の図の左側、”スーパーフィシャルバックライン”と呼ばれる、首からかかとまでの背面の筋膜ラインを伸ばすストレッチになるため、腰痛によく効きます。

ポイントは膝を曲げたりせず、身体をまっすぐL字にすること。そして息を止めないことです。

 

そしてこのポーズともう一つ、それは温めるということです。腰を温めるのはもちろんのことですが本当に硬く悪くなっているところを温めるということです。

  • もしあなたが毎日デスクワークばかりで腰が痛いという人なら、首や目を温めてあげてほしいのです。
  • もしあなたがアキレス腱を切ったことがあるのならアキレス腱を温めてあげてほしいのです。

その腰の筋肉を硬くしている原因を作っている場所を温めるということです。

温めるとその部分の筋肉および筋膜は血流がよくなり柔らかくなるため緊張が取れます。そして緊張が取れると腰への負担も減るため腰の痛みも軽減します。

ですので、その温めた場所が正解ならあなたの腰痛は少し改善しているはずです。

もし1㎜も変化が無いのであれば、他の場所を温めてみてください。温めるものは市販で売っているような電子レンジで使えるものがいいでしょう。下の図は参考までに。

腰以外を温めるというのはあまり発想がわかないかと思いますが、本当に悪いところを温めてあげられれば、あなたの腰痛は1歩ずつ改善に向かっていくでしょう。一度、試してみてください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。最後にまとめます。

  • 慢性腰痛を慢性化させる最大のポイントは筋膜の硬さにある。
  • 筋膜は全身を覆うネットのようなもので一部が硬くなると全身に影響を及ぼす。
  • その中でも骨盤まわりは筋膜の中心点、土台となっているため負担を受けやすい。
  • 過去に受けた傷やケガが腰痛を引き起こしていることもある。
  • 筋膜をほぐすにはL字ストレッチと温熱。
  • 温める場所は腰ではなく、首、肩、腕、お尻、太ももの裏、アキレス腱など。
  • 温めてみて腰痛が改善するポイントを重点的に温める。

 

3か月以上続くものを慢性腰痛と呼びますが、中には10年も20年も腰痛に悩まされている人は多いです。

そういう方は自分で改善させようと思ってもどうしても時間がかかります。

そんな時は、ぜひ治療してくれるプロの先生に頼みましょう。筋膜や全身の繋がりを熟知している先生がより好ましいでしょう。

 

正しい治療を受け、正しいセルフケアをして、正しい生活を送るようにすれば、ゆっくりとでも確実に腰痛の無い、幸せな人生が訪れる日が来ることでしょう。

 

あなたの身体は大切な資本です。

元気で健康的になって、何にでもチャレンジできる人生を楽しみましょう!

 

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