鍼灸治療は効果なし?効かない理由はコレだった!?

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鍼灸治療って効果あるんですか?

昔、鍼灸治療して滅茶苦茶されてそれ以来怖くてしていません。

何回かしてもらったけど、イマイチ効果がよくわからないんですよね。

痛くないんですか?

合う人と合わない人がいるんですよね?

鍼したら調子悪くなったんですよね。

 

 

こういうことを本当に多く聞かれます。以前、何かのきっかけで鍼灸治療を受けてみたが、変化が無かった。もしくは、さらに悪化した。もう2度と受けるかと思った。というようなマイナスなことです。

結論から言えば、鍼灸治療は非常に効果の高いものだと思います。ですが、残念ながら受ける側の立場からすると懐疑的なものになってしまっていることが多いようです。

 

本当に鍼灸治療って効果ないのでしょうか?今回は、鍼灸治療が効果あるのか、もしくは無いのか、を私なりの意見も併せてお伝えしたいと思います。

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鍼灸治療の効果が出ない理由は?

鍼灸治療の効果が出ない理由。それはこれに尽きると思います。科学的根拠がないから?患者さんの体質によるから?

それもあるかもしれません。でも、もっと深く、大きな問題はこれだと思います。

 

――『その鍼灸師が下手だから。』

 

そう、その先生が下手だから効果が出ないのです。私はこれに尽きると思います。

 

意外と思われるかもしれませんが、鍼灸治療と一言で言っても実は治療方法というのは多岐にわたり、流派みたいなものが存在します。患部に直接鍼を刺し、筋肉にアプローチしていく治療法もありますし、全身のツボを使いながら治していく治療法もあります。

そもそも、我々鍼灸師は、3年間の専門学校での教育を受け、国家試験に合格して晴れて鍼灸師の免許を取得します。

ですが、現状学校では国家試験に受かるための勉強がメインとなっています。しっかり勉強していれば鍼灸師にはなれます。それも非常に大切な基礎的なことなのですが、車の運転免許を取るようなものなので、「それは覚えておいて当然でしょ」ということしか学びません。

そこで在学中や卒業してから様々なセミナーに参加したり、自分で勉強したりしながら実際に現場で使える技術を習得したり、知識を学んでいきます。

卒後に就職した治療院で、先輩鍼灸師に教えてもらいながら経験を積んでいく先生もおられますし、ゴッドハンドと呼ばれるような先生のもとに弟子入りして必死に技術を磨かれる先生もおられます。

 

育った環境によって、鍼灸師さんでもその人のスキルの差というのは本当に大きな差がある場合があります。その先生の性格や、手先の感覚の差、経験の差、知識の差、技術の差など、さまざまありますが、要はピンキリってことです。

あなたの会社や取引先にも仕事がものすごく出来る人とできない人はいませんか?鍼灸師もそんな感じです。

なので、治療をお願いするなら、腕の良い仕事のできる方にお願いしたいものですね。

 

合う人と合わない人がいる?

「鍼灸治療が合う人と合わない人がいるんですよね?」

これもよく言われるんですけど、私はあんまりそうは思わないんですよね。

「その人に合わせられるか、合わせられなかったか」だと思います。

合う人と合わない人っていうと患者サイドの問題みたいな感じですけど、全然そんなことなくて要は我々鍼灸師の力量の問題なんじゃないかなと思います。

体質や体調や身体の状態を把握してその人に合った治療を行うことができたらちゃんと効果が出ると思います。

鍼の打ち方、治療アプローチの方法はもちろんのこと、タオルのかけ方とか話し方や聞き方やしぐさなど細かいところまで気を使える人というのはどんな人にでもちゃんと効果を出せると思います。

もちろん、治せない病気や治療期間が長期にわたる場合もありますし効果が出にくい人もいます。

ですが、そういった状態だなという判断も的確に出来る人はどんな人にでも合う治療をしてくれるでしょう。

『合う人、合わない人』というより、『効かせられた人か、効かせられなかった人か』

要は、その先生のレベルの問題だということです。

 

鍼灸治療ってクセになるの?

これもよく聞きますね。

クセというのはどういう定義でしょうか?依存性がありますか?ということなのか、やみつきになりますか?ということでしょうか。

依存性があるかどうかと言われれば、ありません。別に薬でもありませんから副作用もありませんし、止めたからといって鍼打ってもらいたくてイライラする・・などの禁断症状も出ません。ただ、その先生に依存してしまう人はいるかもしれませんね。

この先生は話を聞いてくれる。励ましてくれる。カウンセラー的な役割を果たすことも多い職種なので、そういった感情が行き過ぎて依存状態になってしまう可能性はあるかもしれません。ですが、鍼灸そのものに対しての依存性はありません。

よく効くし、定期的にやりたくてやみつきになっちゃう!なんていう人もいるかもしれませんね。そういう”クセになる”はあるかもしれません。

 

ずっと通い続けないといけないの?

一度やりだすとずっと通い続けないといけないのか?という質問もたまに受けます。これは、そんなことはありません。

人間にはホメオスタシスという恒常性維持機能が備わっています。要は、状態を一定にキープする働きです。良くも悪くもその場に留まろうとします。体温は36℃台で安定してますし、身長や体重もだいたい同じだと思います。

ですので、例えば腰が痛い。それも何年もという状態であれば悪い状態が普通になってしまっている状態です。こういう状態ではやはり治療は長引くことも多いですし、回復しづらく痛みやすい身体であることが多いです。

しかし適切に治療していけばかなりいい状態になってくれるでしょう。そして自分でのセルフケアで行けたりそんなに気にならなくなったりしたらそこで治療を終えてもいいでしょう。

定期的なケアはしていたほうがいいですが、その後ずっと調子良く過ごせる方も多いのでその後はご自身の価値観で決めるのがいいのではないでしょうか。

 

鍼灸師っていったい何者なの?

 

そもそも鍼灸師っていったい何者なのでしょうか?専門学校に3年通い国家試験に合格した鍼とお灸を仕事に出来る人です。

専門学校には高卒以上であれば入れます。最近は学校もたくさん増えて定員割れしてる学校もあり、入るのは比較的簡単です。

ツボの事ばっか勉強しているちょっとクセの強い人だと思っていませんか?学校ではちゃんと解剖学、生理学など現代医学も勉強しています。もちろん医師なみに詳しく勉強はしていませんがそれでも3年かけてしっかり勉強していますので安心してください。

入る時期ですが、高校を卒業してすぐ入る人もいれば、脱サラして社会人から入って来る人もいたり、大学卒業後に入って来る人もいます。ですので、例えば40歳でも1年目の新人です。なんて人もザラにいます。60歳くらいで入学される方もいますし、本当にこの業界は入りやすくなりやすい職業なのだと思います。

卒業して免許を取得すれば生涯免許なので更新もありませんし、これだけの講義を受けなくてはならないなんてものもありません。

なので卒後はその先生の意識の高さであったり、勉強量だったりの差がものすごく大きく出ます。センスの差もあると思います。そして毎年全国で約5000名もの新人鍼灸師が誕生しています。でも1年目の新人でも20年目のベテランの先生でも同じ肩書は『鍼灸師』です。運転免許のように”ゴールド免許”とかあればいいんですけどね。

ライセンスは持っていますが、レベルは様々。免許は持っていますという人からゴッドハンドと呼ばれるような先生まで。みんな同じ”鍼灸師”なのです。

 

どうやって店を選べばいいの?

これはもう受けてみるしかないですね。でも、信頼できる人からの紹介であったり、口コミがあればより良いと思います。鍼灸院や鍼灸整骨院で受けられますが、本当にさまざまなやり方があります。

ホームページやチラシを見て行くのもいいですが、実際にその治療院で改善したという患者さんの声とかがリアルな感じであれば良い治療院でしょう。

しかしホームページで見た感じと実際行ってみた感じとは違いがあると思います。

先生が生理的に無理だなとか。言っているほど効果感じないけどな。とかは結構あると思います。

ですので、一度行ってみるか、電話で問い合わせてみたりしてはいかがですか。

今身体がどうなっていてどうすれば良くなっていくのかがしっかり納得出来て変化を感じられたらそこは良い治療院だと思います。

そして若い先生でも上手い先生はたくさんいますし、ベテランの先生でも微妙な先生もいます。ですので若いから不安とか年配だからうまいだろうという先入観は無しにして、『説明に納得出来て、その通りの結果になるところ』を探してみてください。

 

こんな人はやめといた方が良いよっていう人っているの?

私が思うやめといた方が良いよっていう人はこんな人です。

  • なんでも治せますよっていう人。
  • なんか偉そうな人。
  • 横柄な態度を取る人。
  • いきなり鍼でグリグリする人。
  • 専門用語を並べてくる人。
  • セクハラする人。
  • 説明が無い人。
  • 治療が粗い人。
  • 清潔感の無い人。
  • 勉強してない人。

まあ、当たり前ですけどね(笑)やっぱり、治療をお願いするなら知識技術愛情にあふれた先生がいいもんですね。

 

まとめ

最後にまとめます。

  • 鍼灸が効くか効かないかは、施術者のレベルに左右されることが多い。
  • 鍼灸には依存性は無いが、やみつきにはなるかもしれない。
  • 今の悩みが解決すればずっと通い続ける必要はない。
  • 鍼灸師はいろんな年代の人が志す職業。
  • 良い治療院は説明に納得出来て、その通りの効果が出るところ。
  • 人として問題がある先生にはかからないほうがいい。

 

いかがだったでしょうか。鍼灸治療には科学的根拠が乏しい面がたくさんあります。ですが、効果が出ている症例もたくさんあります。私も施術側の立場からでも、患者側の立場からでも鍼灸治療はよく効くなと思っております。実際患者として治療を受けたこともありますし。

ですが、その一方で先生の技術不足で『効果が無い』、『より悪化した』、『後遺症が残ってしまった』などの問題も多くあります。

過去に鍼灸治療を受けたが効果が無かった。鍼なんて全然効かないんでしょ?そう思われている方でどこへ行っても良くならない症状でお悩みの方は、ぜひもう一度良い先生を探してみてはいかがでしょうか。

凄腕、ゴッドハンドと呼ばれる鍼灸師は必ずいます。誰も修理できないような物でも修理してしまう職人がいるように。

あなたの近くにそういう先生がいるといいですね。

私もその一人になれるよう、日々努力していかないといけません。

 

あなたの身体は大切な資本です。

元気で健やかで、何にでもチャレンジできるような人生を送りましょう!

 

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